市役所がセミセルフレジ導入【山陽小野田】
山陽小野田市は3日の「デジタルの日」に合わせ、同日から市役所1階の市民課窓口に対面式セミセルフレジを導入する。各種証明書の交付手数料の支払いでキャッシュレス決済が可能となる。市によると、県内では山口市、美祢市、宇部市に次いで4市目。
市民の利便性向上と個人の多様化する支払い手段に対応した。これまでは手数料を利用者と市職員の間で受け渡ししていたが、同レジを設置することで待ち時間が減る他、窓口での接触を防ぎ、新型コロナ対策にもつなげる。釣り銭を扱う手間が省け、市職員の負担軽減も期待している。
対象は住民票の写し、戸籍謄本、印鑑証明書などの交付手数料。申請手続きは対面で行い、パネルに表示された金額を利用者が支払う仕組み。現金であれば紙幣と貨幣を投入する箇所が点灯し、利用者に分かりやすいのも利点。
利用可能な決済サービスはクレジットカード4種類、電子マネー13種類、コード決済4種類。パネルの上部には手元だけを写す小型カメラが設置されており、支払い時のトラブル防止も図る。
市民課の佐藤喜寛課長補佐は「用途に合わせ、便利な方法で決済してもらえれば」と呼び掛けている。
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