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宇部日報社

草江駅のアートプロジェクト本格化

路線を赤色で塗る中学生たち(JR草江駅で)

 JR宇部線利用促進協議会(伊藤一統会長)が企画するアートプロジェクト「駅舎アート@草江駅」は中盤の7日、山口県宇部市の常盤中の生徒が作業を手伝い、完成に一歩近づいた。9、10日は恩田小の子どもたちが着色する。

 駅舎を彩るデザインは、東京を拠点に活動する線画家・イラストレーターの郷さとこさんが担当。常盤公園の動植物をメーンとした宇部の自然を、駅舎の壁全体が一つの杜(もり)となるように描く。4日から下書きを開始し、5日から恩田校区子ども委員会で構成するサポーターら20人が、青の水性ペンキで主となる線画を書く作業を支援してきた。

 常盤中美術部の生徒6人が任されたのは、駅舎内の掲示板部分。草江駅を中心とした宇部周辺の路線図をイメージしたデザインで、宇部線、小野田線、山陽本線、新幹線の路線を赤色で塗っていった。8ミリの太さを意識しながら、慎重、丁寧に筆を動かした。生徒たちは「作業は思っていたより難しく、失敗しないように気を付けた。見て楽しく、手伝ったことが思い出になる駅舎になってほしい」と、完成を心待ちにした。

 9、10両日は、四つの時間帯に分け、約50人が参加予定。郷さんの指示を受けながら、色を塗る。完成は12日の予定。23日に完成記念セレモニーを行う。企画は、無人駅の同駅をアートでよみがえらせ、人の流れを生み出し、地域の活性化を図ることが目的。地域住民もボランティアで取り組みを支えている。

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