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北羽新報社

能代市民ミュージカル「大正・のしろ物語」 12月上演へ初稽古

公演成功を目指して稽古をスタートさせたキャストら(能代市萩の台のサン・ウッド能代で)

 能代市民ミュージカル実行委員会(今立善子実行委員長)のミュージカル第5話「大正・のしろ物語」は、12月11日午後1時30分から市文化会館大ホールで上演される。本作は当初、今年2月の上演を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。今回の上演に向けてストーリーを練り直し、脚本も大きく加筆改変した。28日夜に同市萩の台のサン・ウッド能代で制作発表と初稽古が行われ、キャストらが舞台を成功させようと意気込んだ。
 作品は大正時代から昭和初期にかけた能代のとある農村が舞台。文学や芸術をはじめ大衆文化が大きく発展した一方、スペイン風邪などの疫病がまん延したり、冷害による不作で困窮する農家が増えるなど負の面にもスポットを当てる。苦しい生活の中でも希望を捨てずたくましく、明るい未来を信じて生きる人々の姿を描く。
 この日の制作発表と初稽古には、キャストやスタッフ25人が参加。自己紹介に続き、早速新しい台本の読み合わせを行った。キャストらは市民ミュージカルの代名詞ともいえる能代弁のイントネーションなどをチェックしながらせりふを読み上げていた。
 脚本を担当する梅田敏雄さんは「疫病や不景気など当時の世情は現代と似ているところがある。さまざまな苦難に打ち勝とうとたくましく生きていく姿を通して、観客の皆さんが希望を持てるような作品を完成させたい」、今立実行委員長は「たくさん感動し、笑いたいという市民の声に応えられるようなミュージカルを届けたい。キャストやスタッフと力を合わせ、お互いに助け合いながら頑張っていきたい」と話した。
 実行委員会では、経験者・初心者問わずにキャストやスタッフを募集している。問い合わせは事務局の平川真紗子さん(☎090・3984・8748)へ。

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