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荘内日報社

作品への思い庄内の印象語る 「アイ・アムまきもと」舞台あいさつと試写会 主演の阿部さん満島さんら

 庄内地域をメインロケ地として製作された映画「アイ・アムまきもと」(水田伸生監督)の「山形凱旋試写会」が28日、酒田市の希望ホールで行われた。試写会に先立ち主演を務めた阿部サダヲさん、満島ひかりさん、水田監督が舞台あいさつに臨み、今回の作品に込めた思い、庄内地域の印象などを語った。

 映画は、阿部さん演じる、人知れず亡くなった人を埋葬する市役所の「おみおくり係」の牧本壮を主人公にした作品。庄内地域を中心に撮影が行われ、米国アカデミー賞外国語映画賞など受賞した「おくりびと」を手掛けたセディックインターナショナルが製作を担った。阿部さん、満島さんの他、宮沢りえさん、國村隼さん、宇崎竜童さんらが出演している。

 県内ロケは昨年5―6月、鶴岡市の鶴岡公園や市温海庁舎、JAライスセンター、酒田市の本庁舎、眺海の森、JR酒田駅、庄内町火葬場などで行われ、地元エキストラも多く出演。舞台設定も山形を想起させる架空の街「庄内市」ということもあり、30日(金)の劇場公開を前に「山形凱旋」と銘打った試写会が行われた。

 舞台あいさつで、本県の印象を問われた阿部さんは「人が温かいし、食事がおいしい。凱旋することができて本当にうれしい」と述べ、見どころに関して「見たことがある場所ばかりが出てくると思うので、そこに注目して」と続けた。満島さんは「ロケはちょうど新緑の頃。水田に朝日や夕日が照らされる景色、鳥海山が印象的だった」と。庄内地域をロケ地とした理由に関して水田監督は「この地は生命力にあふれている。『人の連鎖』という今回の映画のテーマを庄内の景色の中で表現したかった。こんなに美しい土地はなかなかない」と述べた。

 引き続き行われた試写会ではロケが行われた庄内の3市町の約900人を無料招待、ひと足早く作品を堪能した。

舞台あいさつする阿部さん(左から3番目)ら=酒田市の希望ホール

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