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長野日報社

新泉社「遺跡を学ぶ」 「中ツ原遺跡」に焦点

「遺跡を学ぶ」シリーズとして出版された「国宝土偶『仮面の女神』の復元 中ツ原遺跡」

 新泉社(本社東京)が出版する人気シリーズ「遺跡を学ぶ」の第120弾として、八ケ岳山麓に位置する「中ツ原遺跡」(茅野市湖東)が取り上げられた。尖石縄文考古館の守矢昌文館長が、2000年に同遺跡から出土し、14年に国宝に指定された土偶「仮面の女神」に焦点を当てて執筆した。遺跡発掘調査から土偶が国宝指定を受けるまでを時系列でまとめたほか、仮面の女神の考察、八ケ岳山麓における縄文文化などについても詳しく紹介している。

 同シリーズは「遺跡には感動がある」をキーワードに、第一線の研究者らの執筆で、発掘の様子や学術的な成果などを、1遺跡を1冊にまとめた好評シリーズ。過去に茅野市内の尖石遺跡や棚畑遺跡、諏訪湖底に眠るとされる曽根遺跡などが紹介された。

 第120弾は「国宝土偶『仮面の女神』の復元 中ツ原遺跡」として出版。第1章から5章までに分け、土偶の発見、土偶復元とレプリカ作成、中ツ原縄文ムラの探求、仮面の女神の探求、八ケ岳山麓の縄文文化の終焉について書かれている。

 発掘調査については、時間を追って紹介。発見当時の現場の興奮ぶり、取材ヘリが遺跡上空を飛ぶなど報道の加熱ぶり、長蛇の列ができた現場の一般公開の熱狂ぶりなども紹介した。

 中ツ原遺跡は立地や地形、ムラの分布状況、環状集落の形成などを詳しく記した。仮面の女神についても、形状や系譜、製作時期などに関する考察が書かれており、八ケ岳山麓の縄文文化の一端に触れる一冊になっている。

 価格は1600円(税別)で最寄りの書店で扱っている。問い合わせは新泉社(電話03・3815・1662)へ。

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