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酒田市 紙おむつ定額提供サービス 公立保育園へ本格導入

 育児負担の軽減、保育士の業務改善を目的に、酒田市が今年8月から市内の公立保育園5園で実証実験を展開した紙おむつの定額提供サービス(サブスクリプション=サブスク)「Kaoすまいる登園」について、市は来月から本格導入することにした。アンケート調査の結果、保護者、保育士とも上々の評判で、月額2980円(税別)で実施する。公立保育園での紙おむつのサブスク導入は県内初。

 市子育て支援課によると、子どもを通園させている保護者は、園内で使用する紙おむつを自ら購入した上で、さらに一枚一枚に名前を書いて持ち込み、保育園利用時間にもよるが、0―2歳児を中心に1日5、6枚必要という。

 保護者とともに、持ち込んだ紙おむつを管理する保育士の負担軽減も図ろうと、市は今年8月、市内に酒田工場がある花王(東京、長谷部佳宏社長)のグループ会社で販売部門を担っている「花王グループカスタマーマーケティング」の協力で、市内の公立保育園5園でサブスクの実証実験を開始。実験に当たり、同社は乳幼児向け紙おむつ「メリーズさらさらエアスルー」、使い捨ての「するりんキレイおしりふき」を無償提供した。

 同課によるアンケート調査の結果、紙おむつの持ち込みが不要になったことで保護者の96・7%が育児負担の軽減を感じ、保育士の73・8%が業務改善につながったと答えたという。この結果を受け、22日に市と同社が締結した包括連携協定で定める項目「子育て支援」に基づき本格導入することになった。利用対象は公立保育園に通園している園児の保護者のうち希望者。

協定書を交わす丸山市長(右から4人目)と菊地執行役員(同3人目)。左は「メリーズうさちゃん」

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