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台風で野鳥たち受難 ズグロミゾゴイなど保護

翼を骨折したズグロミゾゴイの幼鳥=12日午後

路上でうずくまっているところを保護されたクロハラアジサシ=13日午後

住宅のベランダに飛ばされてきたツバメ=11日深夜

 石垣島を直撃し、最大瞬間風速40・1㍍を記録した台風12号は野鳥たちへも被害を及ぼした。

 石垣島や西表島などでしか生息せず、絶滅の危機が増大しているとして環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているズグロミゾゴイは、於茂登集落に住む40代男性が台風の目に入り風雨が一時的に収まった12日昼ごろに近くの農道で翼を骨折してうずくまっているところを保護。翌13日の昼すぎにたまよせ動物病院に搬送した。

 石垣市消防署伊原間出張所近くの県道では、渡りの途中で島に立ち寄ったクロハラアジサシが道路上で飛べなくなっているところを車で通りがかった夫婦が保護。トンボやバッタを与えたところ食べ、しばらくすると羽も乾き元気を取り戻したことから無事に放鳥された。

 12日深夜には、真栄里の住宅ベランダに暴風の中、ツバメが飛ばされてきた。一晩、保温などしながら保護したのち、13日の午前中に自然に返された。

 ツバメを保護した30代女性は「こんな台風の中、がんばって島まで飛んできたツバメを自然に返せてうれしかった。子どもたちとも渡り鳥の話や台風の話ができた。これを機会に自然に興味を持ってくれたと思う」と話した。

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