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千歳さけ・ます事業所でシロザケ採卵始まる

オレンジ色に輝くシロザケの卵=5日午前8時40分ごろ

 千歳川を遡上(そじょう)したシロザケの今季採卵作業が5日、千歳市蘭越の水産総合研究センター北海道区水産研究所千歳さけ・ます事業所の構内で始まった。初日は、親魚244匹から約45万粒の受精卵を採取した。

 日本海さけ・ます増殖事業協会が資源保護を目的に千歳川などで行うシロザケのふ化放流事業。千歳川左岸に設置するインディアン水車(捕魚車)で8月21日以降に捕獲した親魚を蘭越の蓄養池に移し卵の成熟を待っていた。親魚の体長は雌が約70センチ、雄は80~90センチ。重さは2・5キロ~3・4キロ前後で例年並みという。

 同協会の今季の採卵目標は7250万粒。9月4日までの親魚の捕獲数は雌3124匹、雄4031匹の計7155匹。担当者は「昨季同期を約2580匹上回る」という。人工授精でふ化した稚魚は来春放流する。

 この日は、同協会の職員が蓄養池から親魚を引き揚げ、軽トラックで作業場に運んだ。作業場では、別の職員が採卵刀で雌の腹を割いて卵を専用の盆に取り出す。オレンジに輝く大粒の卵に精子を掛け、かき混ぜ受精を促した。

 捕獲と採卵は12月中旬まで行われる。

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