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紀伊民報社

わらび餅が人気 定番から個性派まで

パビリオンシティ限定商品の飲むわらびもち「濃厚プレミアムチョコバナナ」

 暑さ和らぐスイーツ、わらび餅。ぷるぷるとした食感と滑らかな喉ごしが特長だが、ドリンクなどへのアレンジも流行している。和歌山県の紀南地方でも定番から個性派まで多彩なわらび餅が人気を集めている。

 今年3月、田辺市稲成町のパビリオンシティ田辺店内に「とろり天使のわらびもち」がオープンした。2020年に大阪で初出店後、2年足らずで全国各地に約120店を構える話題のチェーン店だ。
 冷やしても硬くならない独自製法により、粘りがあり、やわらかい食感が楽しめるという。看板商品のわらび餅と並んで人気なのが、「飲むわらびもち」(650円から)。カップの底にわらび餅を入れ、生クリームなどをトッピング。黒糖やミルクティーなど数種類の味から選べる。
 創業90年以上の同市下屋敷町の「二宮」では、「コーヒーわらび」(480円)の人気が上昇中。10年以上前から販売している商品で、定番のわらび餅と並んで徐々に人気が高まっていたが、リピーターが多く、今年は特に売れているという。
 コーヒーゼリーのような見た目だが、ほどよい甘さと、ぷるぷるもちもちの食感がクセになり、1人で10パック購入する客もいるという。そのまま食べるのも良いが、フレッシュをかけたり、牛乳と食べたりと、好みを探す楽しみもある。
 同市東陽の闘雞神社近くから、約3年前に同市湊の駅前通りに移転した「いなの」は、わらび餅専門店。配合にこだわり、冷蔵庫に入れても、3、4日は硬くならないという。こしがあり、ぷるぷるの食感に仕上げるため、試行錯誤を重ねた。
 1番人気はきな粉と黒蜜がセットのプレーン(300円)。男女問わず好評で、リピーターも多い。ほかに抹茶、あずき、コーヒーが定番。季節の味を楽しんでもらおうとイチゴやキウイ、ミカン、バレンタイン限定でチョコレートなどの変わり種が並ぶこともある。
 和歌山市にも店舗があるほか、県内の産直市場「よってって」やスーパー「松源」でも販売している。

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