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荘内日報社

特産“だだちゃ豆”専用自販機 初お目見え!!

 鶴岡市特産“だだちゃ豆”の味を一年中楽しんでもらおうと、29日からJA鶴岡ファーマーズマーケット・もんとあ~る白山店(同市白山)で専用自販機が稼働を開始した。ゆでた枝豆を急速冷凍しており、解凍すればいつでも旬のおいしさを味わえる。自販機は24時間365日の設置で、「初めて見た」「いつでも買えるのはうれしい」と早くも買い物客の注目を集めている。

 自販機はJA鶴岡の設立50周年に合わせ「地元の特産品で新しいことを」「お客さまからさらに喜んでもらおう」といったコンセプトで設置された。飲み物と一緒に枝豆を販売する自販機はあるが、枝豆専用は全国でも類を見ないという。

 サイズは高さ1・83メートル、幅1・03メートル、奥行き0・83メートル。もんとあ~る白山店の正面入り口前に設置され、人気の「白山」と「尾浦」、2品種(「甘露」と「早生白山」)を混ぜた「ミックス」の3種類を販売している。価格はいずれも1袋400グラムで800円(税込み)。味付け用の塩も添付されている。また、遠方への持ち帰りや土産用として保冷バッグ(大300円、小250円、いずれも保冷剤付き)も同自販機で販売している。

 だだちゃ豆のパックは旧庄内藩主酒井家の紋が入っており、「殿様のだだちゃ豆」シリーズとして売り出す。自販機の両サイドにもだだちゃ豆の歴史などがラッピングされている。

 もんとあ~る白山店内のJA鶴岡産直課は「コロナ禍を受け、『混雑した店内を回るより、だだちゃ豆だけ買ってさっと帰りたい』という要望がお客さまから出るなど、非接触販売のニーズも高まっていた。また『ゆでた豆を海水浴やバーベキューですぐ味わいたい』という声もあり、近年高性能化が著しい急速冷凍機で風味を閉じ込めた。解凍すれば夏のゆでたての味を再現できる」と話した。

 自販機の増設は可能だが、「あえてだだちゃ豆の聖地・白山地区だけの設置にしたい」(同課)という。当面は毎朝、夜に商品を補充しながら売れ行きを見る。売れ切れていた場合、白山店が開店中なら店側に伝えればすぐに補充する。自販機の問い合わせはJA鶴岡産直課(もんとあ~る白山店内)=電0235(25)6665=へ。

29日に稼働を開始しただだちゃ豆の専用自販機。早くも買い物客の注目を集めている

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