大学日本一決定へ 女子硬式野球が開幕
至学館大―尚美学園大 2回に先制のホームを踏み、喜ぶ尚美学園大の選手(24日、和歌山県田辺スポーツパーク野球場で)
全日本大学女子硬式野球連盟が主催する第12回全日本大学女子硬式野球選手権大会が24日、和歌山県の田辺市と上富田町で開幕した。両市町での開催は2020年から連続3回目。
田辺市、上富田町、紀伊民報など後援。昨年優勝の大阪体育大など8大学が参加した。2ブロックに分かれた予選リーグと、予選の上位4チームによる決勝トーナメントがある。
会場は、24、25日が田辺スポーツパーク野球場と上富田スポーツセンター野球場。26、27日の決勝トーナメントは田辺スポーツパーク野球場。入場は無料。
出場機会の少ない選手が参加するオープン大会は28、29日に田辺スポーツパークである。24日の午前には、田辺スポーツパークで至学館大(愛知県)と尚美学園大(埼玉県)の試合があり、尚美学園大が3―2で勝った。
女子野球の合宿や大会を積極的に受け入れている田辺市は昨年10月、全日本女子野球連盟から「女子野球タウン」に認定された。女子野球を通じて地域を盛り上げるといい、今大会もその一環となる。
昨年準優勝の平成国際大(埼玉県)は優勝を目指し、今年も出場している。女子野球タウンの取り組みでは埼玉県加須市と協力して日本酒の製造、販売をしている。濱本光治監督(66)は「タウン事業では農家との交流を通じて選手たちに柔らかな感性が身に付き、地域貢献につながっている」と話している。
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