コモドドラゴンのベンチ設置

ドラゴンミュージアムに設置されたコモドドラゴンのベンチ(和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
チェーンソーアート元世界大会チャンピオンの城所ケイジさん(55)=和歌山県田辺市龍神村柳瀬=がこのほど、世界最大のトカゲであるコモドドラゴンを模したベンチを制作、龍神村柳瀬にある交流拠点施設「龍神村Dragon Museum(ドラゴンミュージアム)」の入り口前に設置した。
ベンチは長さ2・75メートル。地元産のクスノキを使用し、チェーンソーなどを使って10日間ほどかけて制作した。うろこや口の中の質感など細かい部分もリアルに再現しており、躍動感のある作品に仕上げている。
城所さんによると、龍神村を盛り上げるため地元にできた新施設に協力し、誰にでも使ってもらえるようベンチを展示した。デザインはドラゴンミュージアムにちなみ、現存する「ドラゴン」であるコモドドラゴンをモチーフにした。
城所さんは「写真を撮るスポットとしても使ってもらい、ドラゴンミュージアムを楽しんでもらえたら」と話している。
ドラゴンミュージアムは、7月30日にオープンした新施設。「龍」をテーマにした造形作品などを展示しているほか、地域の特産品などを販売するショップや、中山路郵便局の新局舎も併設している。
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