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紀伊民報社

自由研究お助けします 図書館で司書がサポート

図書館で借りた本を活用し、自由研究をしている武田虹太郎君(和歌山県田辺市高雄3丁目で)

 小中学校の夏休みも残り10日余りとなり、気になるのが自由研究。図書館には司書が調査をサポートしてくれる「レファレンスサービス」がある。紀南の図書館では活用を呼びかけている。

 レファレンスサービスでは、自由研究の内容を相談すると、参考になる本を案内してもらえたり、興味関心のある分野を深掘りするのに役立つ本を教えてもらえたりする。
 田辺市立図書館(和歌山県田辺市東陽)には今年の夏休みもさまざまな「依頼」が届いている。定番の「田辺城」や「南方熊楠」をはじめ、「町中で使われる点字」「自衛隊」「持続可能な開発目標(SDGs)」、変わり種では「ランドセル」「アフガニスタン」について調べたいという小学生もいた。
 レファレンスの担当者は「(浜辺に流れ着いたガラス片)シーグラスなんかは、1冊にまとまったものはなく、3冊から関連した記述を見つけて案内した。情報収集のお手伝いはできるので、活用してもらえれば」と呼びかけている。
 田辺第一小学校6年の武田虹太郎君は、以前から興味を持っていた南方熊楠を調べようと、図書館に相談して伝記など3冊を借りた。
 自由研究では熊楠の年表や関係した人物、意外な素顔などを紹介するほか、粘菌写真のベスト10や南方熊楠顕彰館(同市中屋敷町)の取材記録などを画用紙にまとめている。さらに熊楠ゆかりの人物へのインタビューなども加える予定だ。
 武田君は「熊楠は記憶力がすごい。好きなことに没頭できる力があって、困難があっても諦めない。地元にこんな偉人がいたのは誇らしい。研究を通じ、ますます好きになった」と話している。

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