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冠水避難を疑似体験 帯広で初の水害訓練

水中歩行を体験する参加者

 帯広市地域防災訓練が3日、帯広第一中学校で開かれた。昨夏の台風を受け、今年は初めて水害を想定して実施。地域住民と消防、自衛隊など関係機関から計約600人が参加し、避難訓練や冠水状況の疑似体験などを通じて水害から身を守るすべを学んだ。

 午前9時、市内全域に発信した緊急速報メールで訓練を開始。同校は浸水想定区域内にあるため、避難してきた住民は介助方法を確認しながら上階に逃げた。拓光町内会の清水孝栄副会長(80)は、「住民の高齢化と町内会加入率低下が進み、私も含め携帯電話などを持たない人もいる。避難情報を知らせるのが一番の課題」と話していた。

 グラウンドでは、くるぶしの上ほどの深さの泥水が流れる水路を歩く体験を実施。三原綾子さん(79)は「このぐらいの深さでも結構よろよろする。これ以上深かったら歩くのは大変」と話していた。負傷者の救助や応急手当て、帯広測候所などによる防災講話、炊き出し訓練も行われた。

 開会式で米沢則寿市長は「地域が連携して適切な行動を取れるよう、訓練を通じて必要な知識、技術を習得し、地域の防災体制をより強化してもらいたい」と述べた。

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