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紀伊民報社

漂着ごみ拾って調査 南紀熊野ジオ探偵団

海岸でごみを拾い集める南紀熊野ジオパーク探偵団の高校生ら(和歌山県新宮市で)

 南紀熊野ジオパークでの探究活動を通じ、未来を考え、地元が抱える問題の解決に取り組める人材を育てようと、中高生が参加して昨年度発足した「南紀熊野ジオパーク探偵団」が本年度の活動を始めた。17、18日に和歌山県の新宮市と白浜町の海岸で中高生が漂着するなどしたごみを調査した。
 南紀熊野ジオパーク推進協議会事務局によると、本年度は昨年度に続いて、海岸漂着ごみを手がかりに地球環境を考える「海洋環境を考える」をテーマに活動。今月上旬にオンライン形式で事前学習をしており、17日に新宮市の三輪崎海岸で高校生4人、18日には白浜町の志原海岸で中高生15人が参加して現地調査に取り組んだ。
 三輪崎海岸での調査には、新宮市にある新宮高校と新翔高校の生徒を含め計約20人が参加。探偵団の団長を務めている南紀熊野ジオパークセンターの東垣センター長(66)から、木製の団員証と探偵団手帳を受け取った後、専門家らと一緒に海岸を歩きながらペットボトルや漁具、発泡スチロールなどを拾い集め、分類して数などを記録用紙に記入した。
 参加した新翔高校3年の中村美優さん(17)は「学校で地域の人の困り事などに対応する活動をしており、探偵団にも興味があって参加した。海岸にはごみが結構多かったし、いろんな種類があって、どうやって流れ着いたのだろうと感じた」と話した。
 東センター長は「単に海岸を掃除するだけでなく、地元の問題を題材に活動することで郷土愛を育みながら、データを集めたり、特徴を比較したりすることで子どもたちの科学する心を養いたい」と話していた。
 今後、調査結果の報告や意見交換などをする事後学習をし、来年1月ごろに活動発表会を開くことなどを予定しているという。

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