市役所の旧庁舎解体工事進む 宇部

解体工事が進められている旧庁舎(常盤町1丁目で)
2024年度末の完成を目指す宇部市の新庁舎2期棟と広場の整備に向け、旧庁舎の解体工事が進んでいる。盆明けの16日には業者が仮囲いの設置作業を開始。現在は照明機器や天井、間仕切壁の撤去作業が行われており、本格的な取り壊しは来年1月ごろになる見通し。 市によると、旧庁舎の本館は鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造りの地上4階、地下1階で1958年に完成。増設を重ね、64年間にわたって市民の暮らしを支えた。別館は鉄筋コンクリート造りの地上3階建てで、87年に完成。二つを合わせた延べ床面積は1万4298平方㍍。老朽化などを理由に建て替えることになった。 行政窓口や議場を備える新庁舎は今年5月に利用を開始。2期棟には、市民団体やボランティア団体の活動の場となる市民活動支援スペースやカフェ、展示コーナーなどを設ける。鉄骨造りの3階建て(延べ床面積2872平方㍍)で、周辺に広場を設ける。来年の6月中を見込む旧庁舎の解体工事が終わり次第、着工する。1期棟と合わせた概算事業費は約119億円。
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