親子で稲刈り体験 黒米作りサークル「あぶし会」 奄美市名瀬芦花部

協力しながら稲刈りを行う参加者=14日、鹿児島県奄美市名瀬の芦花部集落
黒米作りサークル「あぶし会」(城村典文会長)は14日、鹿児島県奄美市名瀬の芦花部集落にある棚田で稲刈りを行った。奄美大島内から大人と子ども合わせて55人が参加。親子で協力しながらたわわに実った稲を一束ずつ丁寧に刈り取った。
同会は「親子の稲作り体験」をテーマに毎年米作りを行っており、今年で20年目。芦花部集落の山裾に20アールほどの棚田を所有し、その一部で体験活動を行っている。今回は、今年4月に田植え体験を実施した田んぼで稲刈りを行った。
城村さんによると、なかなか水がたまらずに田植えに1カ月半かかった田んぼもあったという。刈り取った稲は今後脱穀、精米し、奄美大島内で販売する予定。今年の収穫量は約200キロを見込んでおり、売り上げは同会の活動費に充てるという。
初めて稲刈りを体験した小学生は「田んぼに入って泥まみれになるのは楽しかった。自分で刈り取ったお米はいつもよりおいしく感じると思う」と笑顔を見せた。
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