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お盆休み、観光地にぎわう 奄美大島遺産センターに1千人

家族連れなどでにぎわった展示室=13日、鹿児島県奄美市住用町の奄美大島世界遺産センター

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、3年ぶりに行動制限がないお盆休みシーズンを迎えて、鹿児島県奄美大島の観光地は観光客や帰省客でにぎわっている。7月にオープンした奄美市住用町の奄美大島世界遺産センターでは13日、大勢の家族連れなどが訪れ、奄美の森を再現した展示の見学や、隣接する黒潮の森マングローブパークで人気のカヌーツアーを楽しむ姿が見られた。

 世界遺産センターは、奄美・沖縄の世界自然遺産登録から1年を迎えた7月26日にオープンした。森のジオラマに希少な動植物135種の剥製や模型が配置され、大画面の映像や音響と合わせて、昼夜で移り変わる奄美の自然を疑似体験できる。

 13日は来場者らが観察装置を使って生き物を探したり、映像を見ながらアマミノクロウサギや野鳥などの鳴き声に耳を澄ませたりしながら森の〝散策〟を楽しんでいた。

 鹿児島市から帰省した女性(35)は「奄美にこんなに多様な生き物がいることを知って勉強になった。実物も見てみたい」。母親(62)=奄美市名瀬=は「改めて奄美の自然のすごさを感じて、大事にしたいと思った」と話した。

 初めて旅行で奄美に来た東京都武蔵野市の50代夫妻はカヌーツアー後に来場。「世界遺産に登録されたので来てみたかった。カヌーは最高」「観光地化されてなくて、自然の中に入っていけるところがいいですね」と笑顔を見せた。

 世界遺産センター管理運営協議会によると、オープン後の利用者数は1日平均約600人。13日は1076人で最多だった。

 同協議会の岩元宝事務局次長は「今日はかなり多かった。旧盆明けと月遅れ盆が重なったからでは。オープン後は観光客が3分の1くらい。土日は特に島内の人が多い」と話した。新型コロナの感染拡大防止のため、入り口での検温と手指の消毒、マスク着用に協力を呼び掛けている。

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