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厄やコロナ 退散祈願 登野城で「獅子祀り」 アラスクヤでは最後

獅子が子どもかむことで、無病息災、健やかな成長を願った=13日午後、石垣市登野城アラスクヤ

 登野城獅子保存会(黒島弘会長、25人)は旧盆翌日の13日午後、字民の無病息災、田畑での害獣・病原菌退散、厄よけなどを祈願する伝統行事「獅子祀り」をアラスクヤ(新城家)で執り行った。アラスクヤではことしが最後。来年からは登野城公民館で実施を予定している。

 弥勒の面などを保管するアラスクヤに集まった字会役員や獅子保存会らが見守る中、神司による祈願、唄・三線によるニンブジャーの演奏が行われた。

 雄雌の獅子起こし後、黒島会長が笛や太鼓による演奏「ナナツンガニ」の音に合わせて場内を塩で清めた。パイヌシマ棒と獅子が登場し、場内の四隅にある盛り砂にサンを立てて邪気払いやコロナ終息を祈願。

 アラスクヤで最後の獅子祀りということもあり、2頭の獅子は見学に来た子どもたちを噛み、学力向上、無病息災、健やかな成長を願った。

 黒島会長は「アラスクヤで最後の獅子祀りを終えることができて、シーシーガナシー(獅子神)に感謝している」と話した。

 祭祀は新型コロナウイルス感染防止対策のため字会役員、獅子保存会、アラスクヤ関係者などで規模を縮小。平田勝男字会長、中山義隆石垣市長、平良秀之市議会議長のあいさつもあった。

 老朽化している獅子頭は、今回の獅子祀りで新旧交代の入魂式をする予定だったが、ことしの結願祭に合わせて10月13日に延期された。

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