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長野日報社

豊かな森林残そう 駒ケ根で上伊那郡市育樹祭

上伊那郡市育樹祭で除伐作業を行う参加者=駒ケ根市東伊那

 第34回上伊那郡市育樹祭(県上伊那地域振興局など主催)は10月31日、駒ケ根市東伊那の東伊那財産区有林で開かれた。林業や行政の関係者、一般市民ら約150人が参加。豊かな森林資源を後世に引き継ごうと、除伐などの整備作業に汗を流した。

 会場は2000年の上伊那郡市植樹祭でヒノキの苗木を植えた約0・5ヘクタール。高さ7~10メートルに育った木を間伐し、枝払い、玉切りをして近くの林道まで運び出した。

 作業に先立ち開いた式典で、同地域振興局の堀田文雄局長は「木はしっかりと手入れすればきちんと成長する。大切な森林資源を時代に引き継ぐ一歩となるよう、心を込めて作業してほしい」とあいさつ。地元の杉本幸治市長も「森林の持つ多面的で重要な機能を知り、多くの人が関心をもつ機会になれば」と期待した。

 参加者らはのこぎりやなたを手に山に入ると、県や上伊那森林組合の職員らから手ほどきを受けながら、事前にリボンで印の付けられた木を慎重に切り倒した。友人と4人で参加した笹井キシ子さん(71)=同市福岡=は「親の世代はしっかりと山の手入れを行っていた。自分も孫の代まできちんと緑を残すお手伝いをしたい」と話していた。

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