設楽原歴史資料館で寄贈古式銃3点展示

寄贈された資料を展示するコーナー=新城市設楽原歴史資料館で
新城市設楽原歴史資料館で、コレクターから「火矢筒(ひやづつ)」「臼砲(きゅうほう)」「艦載砲(かんさいほう)」の古式銃など3点が寄贈され、コーナーを設けて展示している。 三重県松阪市の谷清司さんが、父・勲さんが集めてきた古式銃の一部を寄贈した。 火矢筒は火矢を火薬の力で発射させるもので、台木部分が火縄銃を模した形状となっている。臼砲は臼のような形から呼ばれ、日本では幕末になって用いられたという。 一方、艦載砲は艦船に搭載された大砲。窓枠などに差し込んで上下、左右と自由に向きを変えて使われた。 同館では火縄銃など戦国時代の資料を展示している。寄贈された新たな資料は展示室入り口部分にコーナーを設けて観賞できるようにしている。
関連記事
行動制限ないGW 諏訪地方の観光も好調な入り込み 長野県
春の大型連休(4月29日~5月8日)の長野県・諏訪地方の観光入り込み数は、コロナ前水準への完全回復とはいかないものの、おおむね好調に推移したようだ。期間の初めを除いて好天に恵まれたほか、3年ぶ...
八色木薬師堂「薬師瑠璃光如来像」御開帳 世界平和願い初の一般公開(鶴岡)
鶴岡市の藤島八色木薬師堂で8日、お堂に祭られている「薬師瑠璃光如来像」の御開帳が始まった。これまで12年に1度の寅年に八色木地区民しか見ることはなかったが、お堂を管理する堂主の海藤徳之さんと羽黒町手...
文化財デザイン「おたからカード」 長野県伊那市内の文化施設で配布
長野県伊那市教育委員会は、市内の文化施設を巡ってもらおうと、所蔵する文化財をデザインした「おたからカード」を作成した。歴史的資料や絵画、土偶など10種類を300枚ずつ用意。博物館や美術館などを...
「みどりの日」新緑の藤里町高山を散策
白神山地世界遺産センター藤里館活動協議会主催の自然観察会「第22回みどりの日の集い」は4日、藤里町で開かれた。時折雨が降り、強めの風が肌寒く感じる天気で山頂からの見晴らしにも恵まれなかったも...