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長野日報社

雨煙る「諏訪の国」疾走 諏訪湖マラソン

雨脚の強まる中、約6000人のランナーが一斉スタート

 第29回諏訪湖マラソン(県、諏訪地方6市町村、長野日報社で構成する諏訪圏健康推進協議会主催)は29日、諏訪市のヨットハーバーを発着点とする日本陸連公認のハーフマラソンコース(21・0975キロ)で行った。台風22号の影響で雨に見舞われるあいにくのコンディションとなったが、全国各地から集まった約6000人の市民ランナーが沿道の声援を受け、秋深まる諏訪湖周を力強く駆け抜けた。大会を通じて諏訪地域の観光ブランド「諏訪の国」の発信にも力を注いだ。

 雨脚が強まった午前10時に号砲が鳴り、一斉にスタート。トップ争いは序盤から3人に絞られた。8キロ過ぎに桃澤大祐選手(24)=中川村=が前に出ると、そのまま差を徐々に広げ、1時間6分13秒で総合2連覇を達成した。女子は高校3年の三村杏佑夏選手(18)=茅野市=が1時間20分57秒で初優勝した。

 コース沿いでは選手の家族や友人、知人らが傘を手にし、「頑張って」「ラストだよ」などと声を掛け、選手を励ました。仲間の力走をハイタッチで激励する姿もあった。

 ゲストランナーにはお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さん=諏訪市出身=を招いた。藤森さんは出場者と一緒にハーフコースを完走。沿道の応援にも気さくに応じ、レース前後でも選手たちを盛り立てた。

 開会式で大会長を務める佐久秀幸長野日報社社長は「諏訪湖をきれいにしようと始まったこの大会も29回を数えた。この間、諏訪湖はきれいになり、湖周地域も整備された。きょうは悪天候の中だが、信州諏訪、そして諏訪湖の景色を見ながら楽しく走ってほしい」と雨のレースに臨む選手にエールを送った。

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