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哀切漂う音色、歌声 長野県諏訪市でウクライナ支援コンサート

諏訪国際交流協会のチャリティーコンサートでバンドゥーラを演奏しながら歌うカテリーナさん

 諏訪国際交流協会(松井宏次会長)は17日、ウクライナ支援のためのチャリティーコンサートを長野県諏訪市湖岸通りのホテル紅やで開いた。ウクライナ出身のカテリーナさんが同国の民族楽器「バンドゥーラ」を演奏しながら同国民謡や日本の歌、アベ・マリアなどを熱唱。聴衆約200人が哀切漂うバンドゥーラの音色とカテリーナさんの歌声に酔いしれた。

 同協会は10月9日を「トークの日」と定め、毎年、国際交流や国際理解のためのイベント、コンサートを開いている。今年はロシアによるウクライナ侵攻を受け、期日を前倒しして開いた。カテリーナさんは6歳の時にチェルノブイリ原発で被災した子どもたちで構成された音楽団「チェルボナカリーナ」に入団。海外公演で日本にも何度も訪れ、その時に日本の素晴らしさに感動し、19歳で東京に音楽活動の拠点を移している。

 バンドゥーラは63本の弦があるギターに似た楽器で、カテリーナさんはウクライナ語や日本語で歌い、カテリーナさんの母親で戦火を逃れて来日しているマリアさんとの共演もあった。松井会長は「チケットは数時間で売り切れた。ウクライナ問題に関心が高い表れでは。コンサートを通じてウクライナ支援の輪を広げていきたい」と話していた。

 チケット代は全額、駐日ウクライナ大使館を通じて、同国に寄付される。

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