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長野日報社

広がれ魅力ある地域づくり 上伊那の優良事例を表彰

地域づくりフォーラムで支援金事業の優良事業表彰を受けた4団体の代表=駒ケ根市

 上伊那地方で地域活性化に取り組む団体や行政関係者が集い、互いの活動への理解を深める「い~な上伊那 地域づくりフォーラム」は28日、駒ケ根市ふれあいセンターで開いた。地域づくりネットワーク県協議会上伊那支部と県上伊那地域振興局が主催。一般を含む約100人が参加し、2016年度の「地域発元気づくり支援金」事業の優良事例表彰や事例発表、意見交換を通じて魅力ある地域づくり活動について考え、今後の取り組みの参考にした。

 上伊那管内では、「米俵マラソン」を通じて地元産米のPRや米食の普及を目指す飯島町米俵マラソン実行委員会の取り組みが知事表彰を受賞。宮田村の景観を考える会、上伊那産業振興会、箕輪町の地域戦隊もちレンジャーのそれぞれの事業が同振興局長表彰を受けた。

 各受賞団体が実践事例を発表した。米俵マラソンは、米俵を担いで健脚を競うレースで、町内の耕地面積の8割を占める稲作や水田地帯の優れた景観に着目して個性的な大会を目指そうと企画。初年度は80人ほどだった参加者だが、昨年の第4回大会は808人ものランナーがエントリー。多くの町民がボランティアで協力しており、交流人口の増加にもつながっている点や担ぐ米俵を作る職人を養成して伝統技術を継承したことが高く評価された。

 事務局の酒井裕司さん(42)は今後の展望について「世界大会と銘打って国際的なご当地マラソンに成長させ、町のインバウンドにつなげていきたい。わら細工の職人も養成して町の特産をつくり、新たな産業の創出を目指す」と語り、「駆け出したばかりの大会だが、夢を大きく持って町の発展に貢献していきたい」と意気込んだ。

 意見交換では、地域における移住者受け入れの土壌づくりや、各事業の資金繰りなどをテーマに参加者が意見を交わした。

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