「諏訪五蔵」 暑さやコロナを吹き飛ばす日本酒「夏の飲み比べセット」 長野県

諏訪五蔵が販売している「夏の呑み比べセット」
長野県諏訪市内の5軒の酒蔵でつくる諏訪五蔵は、各蔵の日本酒をそろえた「夏の呑み比べセット」を販売している。新型コロナウイルスの感染”第7波”が懸念される中、「夏の夕涼みなどに飲んで、暑さやコロナを吹き飛ばしてほしい」としている。
諏訪五蔵のセット販売は、今年4月の”春セット”に次いで2回目。諏訪市元町付近には約500メートルに老舗の酒蔵が5軒(舞姫、麗人酒造、酒ぬのや本金酒造、伊東酒造、宮坂醸造)集積している。上諏訪地域の街の魅力を地酒とともに感じてもらうまち歩きの「上諏訪街道まちあるき 呑みあるき」を行っていたが、2018年10月以来、コロナで中止を余儀なくされており、代替えとしてセット販売を企画した。
”夏セット”は夏に飲むのに最適な純米酒や純米吟醸酒を各蔵が合わせた5本セット。いずれもきりりとした飲み口で、淡い甘みとフルーティーな香りが特徴。良く冷やして食事に合わせて飲むのがお薦めだという。いずれも300ミリ入りで特製グラス付き。販売価格は4180円(税込み、送料別)。インターネット通販のみで、春セットの100セットは2日間で完売したため、今回は200セットを用意した。
企画を担当した酒ぬのや本金酒造の宮坂ちとせさんは「呑みあるきの復活を望む声も大きい。通常販売していない酒も含まれているので、この機会に飲み比べて、呑みあるき復活に期待を寄せてほしい」と話している。注文は五蔵のホームページ(https://nomiaruki.com/)へ。
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