配役決まり、稽古本格化 11月、市民参加演劇祭 苫小牧
11月12、13の両日に苫小牧市文化会館で開かれる市民参加演劇祭の公演に向けた稽古が本格化している。今年は30回目の記念公演の位置付けで、10~40代の男女12人が出演。「サンタクロースが歌ってくれた」を上演する。

台本の読み合わせをする演劇祭の参加者
市内の劇団員を中心に市民が出演する同演劇祭は、市民文化祭の一環で1992年から開催している。
30周年記念公演は、東京の演劇集団キャラメルボックスの成井豊さんが脚本を手掛けた「サンタクロースが歌ってくれた」を上演。物語は、クリスマスイブに予定がない主人公のゆきみとすずこが、芥川龍之介ら文豪たちと交流する体験を描いたファンタジーだ。
5月に配役を決定し、台本の読み合わせなどをスタートさせた。
主人公の一人、ゆきみを演じる札幌市在住、苫小牧出身の保育士神円香さん(23)は「主役を務めることになり、気が引き締まる思い。楽しみながら任された大役を演じ切りたい」と意気込みを語る。
演出を担当する市内の演劇集団「群'73」の永井孝佳さん(47)は、「ダンスもある、動きのある芝居が見どころ。クオリティーを高めていきたい」と力を込める。
8月からは立ち稽古を開始し、10月からは通し稽古を始める予定だ。
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