参院選秋田選挙区 元プロ野球選手で自民党の石井浩郎氏が3選

当確の報を受け、支持者の拍手に迎えられて事務所に入る石井浩郎氏(10日午後8時5分ごろ、秋田市八橋で)
第26回参院選は10日、投開票され、秋田選挙区(改選数1)は、自民党現職の石井浩郎氏(58)が19万4949票を獲得し、3度目の当選を果たした。陣営の強固な組織力を発揮し、新人5人を引き離した。無所属新人の村岡敏英氏(61)は16万2889票と石井氏に3万2千票余り及ばなかった。無所属新人の佐々百合子氏(46)、共産党新人の藤本友里氏(43)は支持が限定的にとどまり、政治団体「参政党」新人の伊東万美子氏(51)、NHK党新人の本田幸久氏(40)は伸び悩んだ。
石井氏の選挙戦は、自民党国会議員や県議らが全面的に支え、推薦した公明党のほか、佐竹知事も支援を表明、県内の多くの首長、企業・団体などのバックアップも受けて支持を固めた。選挙期間中は、岸田文雄首相や菅義偉前首相(湯沢市出身)らが相次いで応援に駆け付けた。
街頭演説では、県や市町村と連携して政策を進めることが重要と強調。3年前の前回選で、自民が野党統一候補に敗れたことに触れて「議席を守ることが、未来を守ることにつながる」と訴えた。自民は秋田選挙区の議席を守った。
県南に地盤を持つ村岡氏は、国民民主党が推薦。昨年4月の知事選で得た新たな支持層のさらなる拡大を図った。最先端の治療が受けられる「がんセンター」の設立といった独自の政策を掲げ、遊説では「『秋田の参院議員は何をしているのか分からない』という声を聞く」と現職を批判。「国会に送ってほしい。働く参院議員の姿を見せる」と訴えたが、浸透し切れなかった。
佐々氏は、擁立を主導した寺田静参院議員が選挙戦を支えた。立憲民主党の推薦を受け、党県連の国会議員や県議、地方議員が遊説に同行。重い障害のあった長男を亡くした経験を踏まえ、弱い立場にある人の声を国政に届けたいと訴えた。幅広い層への浸透を目指したが、立候補表明が4月と出遅れ、知名度不足も響いた。
藤本氏は憲法9条を生かした平和外交、消費税減税による物価高対策など、党が掲げる政策を訴えたが、支持は限定的だった。
伊東氏、本田氏は県内に地盤がなく、伸び悩んだ。
秋田選挙区の投票率は55・56%で、前回比0・73㌽下回った。6人の候補者が立つのは24年ぶりで、物価高への対応、安全保障などが争点となったが、投票率は低調にとどまった。
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