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北羽新報社

米代川水系でアユ釣り本格化

青空の下、清流に入ってアユ釣りを楽しむ(藤里町藤琴の藤琴川で)

 米代川水系など県内の各河川でアユ釣りが解禁され、能代山本でもアユ狙いの釣り人の姿が見られている。シーズン到来を待ちわびた釣り人たちは夏空の下、思い思いのポイントに入って竿(さお)を振り、アユとの駆け引きを楽しんでいる。
 能代山本は米代川本流や支流の藤琴川、粕毛川など天然アユの遡上(そじょう)が多い河川に恵まれ、毎年全国各地から多くの釣り人が訪れる。
 今月1日の解禁直後は長雨の影響で川が濁り釣行する人の姿は少なかったものの、好天に恵まれた8日は藤里町藤琴の峨瓏(がろう)の滝近くの藤琴川で数人の愛好者が釣りを楽しんでいた。
 このうち能代市から夫婦で訪れた男性(70)は今シーズン2回目の釣行。透明度の高い流れの中を泳ぐアユの姿を目で追ったりしながらポイントを探しておとりアユを泳がせ、釣果を求めていた。「長雨で川底の石にコケが付いていないので、アユもまだ小さい」と話していたが、1匹また1匹と釣り上げると、いつもより小ぶりの魚体であっても「香魚」独特の手応えに満足そうに目を細めていた。
 また別のポイントで竿を出していた男性は、「アユの数が少なくてまったくと言っていいほど釣果がない」と言いながら、真夏の太陽の下、冷たい清流に時には膝あたりまで漬かって長いアユ竿を巧みに操り、難しい条件の中でもアユとの駆け引きを楽しんでいた。
 能代市内の米代川本流はまだ若干濁りが残っているためアユ釣りの姿はほとんど見られない。釣り人たちによると、今夏は全般的に釣果が鈍いシーズンの幕開けになっているようだ。
 同市二ツ井町五千苅の釣具店は「魚体は小さいようだ」と、冬の大雪で雪代が多かったことが影響しているとみており、「この後どういう状況になっていくか予想は難しい」と話した。

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