鳥海山にも夏ニッコウキスゲ見頃 御浜近くの斜面は鮮やかな黄色の海に
「花の百名山」(田中澄江著)に数えられる鳥海山(2236メートル)に夏の訪れを告げる花、ニッコウキスゲが見頃を迎えた。御浜(7合目)近くの南西斜面では、一帯を鮮やかな黄色の海のように染めている。登山者たちは圧巻の景色を目にすると「すごい」「きれいだ」などと感嘆の声を上げていた。
ニッコウキスゲが満開になり一帯を黄色の海のように染めた。左上のピークは笙ケ岳Ⅲ峰
ニッコウキスゲ(和名ゼンテイカ)はユリ科の多年草。朝に咲き夕方にはしぼんでしまう「一日花」で、鳥海山では中腹より上に自生し時に大群落を形作る。
7日は断続的に雲が湧き山頂部はほとんど隠れていたものの、御浜周辺はまずまずの空模様。山形市から訪れた60代夫婦は「やっとの思いでここ(群生地)まで登ったが、その甲斐があった。来て良かった」と話していた。
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