涼感たっぷり青紫 「あきた白神りんどう」収穫始まる

「あきた白神りんどう」の収穫が行われている(藤里町大沢で)
JAあきた白神管内の能代市と藤里町で、リンドウの収穫が始まった。市場から品質が評価されている品目で、美しい青紫色の花が圃場(ほじょう)に広がる中、農家がさらなる知名度向上と需要増を願いながら1本ずつ手作業で摘み取っている。
リンドウは冷涼な気候に合い、猿害も受けないとして、平成21年から藤里町で栽培が始まった。当初の農家数は3戸だったが、能代市でも栽培が始まり、「あきた白神りんどう」のネーミングで特産化を図りながら規模を拡大。今年度は12人が3・65㌶で栽培している。市町別の内訳は、藤里7人2・8㌶、能代5人0・85㌶。
同町大沢の淡路広光さん(67)は、22年に栽培を始め今年は35㌃で作付け。春から草取りや間引き、追肥、病害虫防除など管理作業を続け、今月1日に収穫を始めた。
現在は超極早生の「あきたの空」を収穫中。妻の悦子さん(65)と協力しながら、取り頃を迎えた花を一本一本丁寧に取っている。紫色の花がじめじめした暑さを吹き飛ばすような美しさを演出しており、淡路さんは「今のところ出来はまずまず。病気が少なくて花付き、色味が良い」と笑顔を見せる。収穫後は選別などを行って同JAに出荷し、同町の森のえきでも販売。品種をリレーしながら10月まで収穫を続ける。
同JAによると、収穫中の農家はまだ3人ではしりだが、今週末ごろからはほぼ全員が取り始める見込み。現在の出荷先は県内市場だが、盆前のピーク時は関東市場にも出荷する。
また、同JAりんどう部会は9日午前10時から同町の森のえきで、リンドウの販売キャンペーンを実施し、直売やステージパフォーマンスなど多彩な企画を繰り広げる。
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