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荘内日報社

育てた小麦 初収穫 庄農ラーメン開発に活用 庄農高秋のデビュー目指す 加茂水高とコラボ

 穀物の自給率について学んでいる鶴岡市の庄内農業高校の生徒が育てた小麦の初収穫が1日、同市羽黒町玉川にある学校農場で行われた。収穫した小麦は粉末にして同市の加茂水産高校の生徒と共同開発している「庄農ラーメン」の麺に使う。

 小麦栽培は昨年9月、玉川地区の高台に広がる広さ11アールの畑に「ゆきちから」の種をまき、一冬を越して順調に成長。背丈は高さ約50センチになり、収穫期を迎えた。

 この日は食料生産科の3年生4人と教諭が参加。生徒一人ずつ交代してコンバインに乗り、同乗した教諭の指導のもとで黄金色に実った小麦を刈り取った。

学校農場で育てた小麦を持つ庄内農業食料生産科の生徒

 栽培を教えてきた齋藤浩紀教諭は「収量にして100キロに届くかどうかというところだが、初めてにしてはますまずの出来栄え。小麦栽培は水はけのいい土壌が必要。水はけが悪いと育たない。生徒にとっては肌で感じ取るいい体験になったと思う」と話した。

 コンバインの運転方法も学んだ菅原萌さん(17)は「小麦の自給率を国内で高めることは大切なことだと思う。穂を付けた小麦を見て楽しくなった」と笑顔で話した。

 収穫後、学校に戻って「庄農ラーメン」の試食会があり、加茂水産高校海洋資源科の生徒が鼠ケ関産の「ベニエビ」を材料に仕上げたスープに、庄農産小麦の麺を入れて試食した。

 加茂水産高校の庄司新翔(にいと)さん(3年)は「庄内農業の生徒たちとのコラボレーションでラーメン開発に取り組み、楽しかった。スープはエビの風味を引き出すため今年の春から何度も試行錯誤を繰り返してきた。『庄農うどん』のようにラーメンも名物になってくれたらうれしい」と語った。

 「庄農ラーメン」はこの後、微調整を重ね今年11月のデビューを目指す。

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