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荘内日報社

公益大 ジュニアドクター鳥海塾スタート

 科学技術をけん引する人材の育成を図る東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)による教育プログラム「ジュニアドクター鳥海塾」の第2期が25日、公益大でスタートした。今期は山形、秋田両県の小学5―中学3年計40人が受講、来年2月下旬まで22回にわたって公益大メディア情報コース教員らの指導でプログラミングの基礎などを学び、情報技術を活用した課題解決策に理解を深める。

 科学技術イノベーションをけん引する傑出した人材の育成に向け、意欲があり、能力の高い小・中学生を発掘し、その能力を伸ばすことを目的にした科学技術振興機構(JST)の支援制度「ジュニアドクター育成塾」に、公益大による「ジュニアドクター鳥海塾」が選定されたことを受けて昨年度に開講した。

 鳥海塾は「人・自然・社会・歴史的財産の価値を見出し、新しい情報技術との橋渡しのできる人材」を育成像に掲げ、まずは情報技術やパソコンを使いこなすため、広瀬雄二公益大教授(情報処理)の指導でプログラミングの基礎知識を身に付ける。その後、公益大メディア情報コースの教員らによる講義で情報技術や心理学、観光、宇宙など幅広い分野への関心を高めていく。

鳥海塾が開講。メンターの指導を受ける受講生たち=25日午後

 この日は2期生40人と共に、メンター(指導者、助言者)を務める学生スタッフ、1期生が出席。「プログラミングのイメージ」を問われた2期生たちは「ゲームやパソコンに必要なもの」「難しそうだが、面白そう」と。メンターは「プログラミングはコンピューターに『これをこうやって動かしてほしい』と指示を出すこと。プログラミングについて学び、自分の考えを形にした社会に貢献できるプログラムを一緒に作ろう」と呼び掛けた。  その後、パソコン上に仮想のパソコンを設置するというイメージのソフト「バーチャルボックス」を使って「鳥海塾」のホームページを表示させ、パスワードを入力するなどタイピングの習得を図った。

 広瀬教授は「意識の高い子どもたちが集まった。お兄さん、お姉さんと切磋琢磨(せっさたくま)して知識を深めてもらいたい」と話した。

 2期生は次回以降、プログラミングの基礎について理解を深めて8月下旬に中間発表。9月から特別講座を踏まえて独自テーマを設定し、情報技術を活用した解決方法を探る。最終の成果発表は来年2月に行う予定。     

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