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リュウキュウアオバズク ひな巣立ち見守る親心 市内雑木林

巣立ったリュウキュウアオバズクのひな2羽と親鳥(右)=21日午後、市内の雑木林

 リュウキュウアオバズクのひな2羽が21日、市内の雑木林で巣立った。親鳥が、カラスなど天敵からわが子を守るように見張りをしていた姿が確認された。

 リュウキュウアオバズクは全長29㌢。頭部はマスクをかぶったように黒く、黄色い大きな目が目立つ。夏になると日本全国へ渡ってくるアオバズクの亜種で、奄美大島以南の南西諸島や大東諸島に留鳥として生息している。

 夜行性で日が暮れると「ホウホウ、ホウホウ」と鳴く声が聞こえ、外灯に集まる昆虫などを空中キャッチして捕まえる姿が観察できる。

 巣立ったひなたちは狩りの仕方を覚えるまで親もとで暮らした後、独り立ちしていく。

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