リュウキュウアオバズク ひな巣立ち見守る親心 市内雑木林
巣立ったリュウキュウアオバズクのひな2羽と親鳥(右)=21日午後、市内の雑木林
リュウキュウアオバズクのひな2羽が21日、市内の雑木林で巣立った。親鳥が、カラスなど天敵からわが子を守るように見張りをしていた姿が確認された。
リュウキュウアオバズクは全長29㌢。頭部はマスクをかぶったように黒く、黄色い大きな目が目立つ。夏になると日本全国へ渡ってくるアオバズクの亜種で、奄美大島以南の南西諸島や大東諸島に留鳥として生息している。
夜行性で日が暮れると「ホウホウ、ホウホウ」と鳴く声が聞こえ、外灯に集まる昆虫などを空中キャッチして捕まえる姿が観察できる。
巣立ったひなたちは狩りの仕方を覚えるまで親もとで暮らした後、独り立ちしていく。
関連記事
下地島空港で「空の日」イベント/「景色とてもきれい」 早朝の滑走路でウオーク
県下地島空港管理事務所と下地島エアポートマネジメントは9日、同空港で「空の日」イベントを開催した。42人の家族連れが参加し、広大な滑走路を歩いたり走ったりする「ランウェイウオーク」体験や空港で働く...
端切れ活用のウエディングドレスがエコプロアワード・奨励賞 蒲郡
蒲郡市八百富町のカーテン製造「サンローズ」は、市内のデザイナー5人と協力し、工場で生じる端切れ生地をアップサイクルしたウエディングドレス「en dress(エンドレス)」を作った。取り組みが評価...
色づき鮮やか、紅葉狩り真っ盛り 長野県岡谷市の出早公園
紅葉の名所として知られる長野県岡谷市長地出早の出早公園でモミジやカエデが赤や黄色に色づき、紅葉の見頃を迎えている。秋晴れとなった9日は多くの人が公園を訪れ、紅葉狩りを楽しんでいた。 同公...
新種のヨコエビ発見 パンダのような白黒模様
和歌山県白浜町など県内の沿岸に生息する白黒模様のヨコエビが新種であることを、広島大学大学院教授らが明らかにした。同町でジャイアントパンダが暮らしていることやその模様から、和名をパンダメリタヨコ...