「万里の松原に親しむ会」農水大臣賞
全国森林レクリエーション協会(東京都、三浦雄一郎会長)が制定する本年度の「森林レクリエーション地域美しの森づくり活動コンクール」で、酒田市の環境保全ボランティア団体「万里の松原に親しむ会」(三浦武会長)が最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。昨年に結成20周年の節目を迎え、今後の活動に弾みがつく受賞で三浦会長は「これからも楽しく、生きがいの一つとして会を継続したい」と話している。

結成20周年を記念し保育園児と共にクロマツの苗木を植栽する会員。地道な活動が認められて最高賞を受けた=昨年5月、万里の松原
親しむ会は2001年7月、松陵、泉両学区の住民を中心に設立。市街地北西部にある万里の松原(約70㌶)で植栽花木の手入れや下刈り、枝打ちなどの活動を継続している他、小・中・高校生に森づくりや環境保全に関する環境教育を実施。また、東日本大震災で海岸林が大打撃を受けた仙台市若林区荒浜地区に13年4月、会員約50人が出向いてクロマツの苗木500本を植林し、その後も現地に行き手入れを続けている。長年にわたる森林整備と環境教育などの功績が認められ、これまでに林野庁長官感謝状、県緑化等功労者感謝状、酒田市市民賞、公益財団法人ソロプチミスト日本財団社会ボランティア賞など受賞。現在の会員は約100人と、近隣にある学校など14団体。このコンクールは、森林レクリエーション地域で積極的な森林の整備や有効活用、安全性向上に向けた施設管理といった活動を展開している団体などを表彰するもので、本年度で34回目。6月2日に都内で行われた同協会通常総会の席上、金子原二郎農水大臣名の賞状を受けた。

矢口副市長(左から3人目)に受賞を報告する三浦会長(同2人目)=20日
受賞報告のため三浦会長、五十嵐幸子副会長、船越重幸事務局長が20日、市役所を訪問し、矢口明子副市長、久保賢太郎農林水産部長と懇談。矢口副市長は「長きにわたって素晴らしい活動をしてもらい、ありがたい。全国に認められた団体が酒田にあるということがうれしい」と。三浦会長は「国や県、市の指導、周辺企業の協力があったからこその受賞」と述べ、「新たなスタートの年に賞を受けたことに感銘を覚える。受賞を励みにこれまで以上の活動を心掛けたい」と話し、今後さらに地域連携・環境教育の推進に力を入れていくことを誓った。
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