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サンゴの出産と産卵撮影 知名町の東さん

煙状にプラヌラ幼生を放出して出産するハナヤサイサンゴ=17日、鹿児島県知名町(東進一郎さん撮影)

 鹿児島県・沖永良部島の知名町のダイビングショップ・シードリーム沖永良部代表の東進一郎さん(51)は17日、ハナヤサイサンゴの出産とコモンサンゴの産卵の撮影に成功した。

 卵と精子の入ったカプセル「バンドル」を放出するのをサンゴの産卵と表現する一方、出産は、サンゴの体内で卵子と精子を受精させ、プラヌラ幼生として放出することで、日中に行われる。

 東さんはこの日午前10時半ごろ、同町の田皆岬近くの海域でハナヤサイサンゴの出産に、午後10時半ごろには同町の沖泊漁港沖でコモンサンゴの産卵に遭遇した。出産の撮影中は、放出されたプラヌラ幼生を食べに来た魚の姿も見られたという。

コモンサンゴの産卵=17日、鹿児島県知名町(東進一郎さん撮影)

 10年以上、サンゴの産卵を撮影し続けている東さんも「出産は狙って見られるものではない。この日は出産、産卵と感動するシーンを昼も夜も見られてうれしかった」と感慨深げに話した。

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