ときわ動物園のアルパカ毛刈り 暑さ対策の〝衣替え〟【宇部】
涼しげな姿になったソニア(ときわ動物園で)
ときわ動物園(多々良成紀園長)で18日、アルパカの毛刈りが行われた。本格的な夏の訪れを前に、もふもふと全身を覆っていた分厚い毛を刈り、すっきりと涼しげな姿になった。
アルパカは標高の高い南米原産で暑さに弱く、対策として年に1回この時期に〝衣替え〟を行っている。この日は、飼育員が雌のソニア(5)の毛をカット。横向きに寝かせ、6人がかりで約1時間半かけて、おなか周りや首、脚、しっぽの毛をバリカンやはさみで刈り取っていった。
家族と見学していた平本美貴さん(恩田小5年)は「思ったより毛がたくさん出てきてびっくり。刈った後は少し寒そうだったけど、とてもかわいかった」と話した。
刈った毛の量は約4㌔。今後、同園が開催するストラップ作りなどのワークショップに使用する予定。
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