各消防団が訓練の結果を競った操法大会＝１９日、鹿児島県奄美市名瀬

　第４５回県消防協会大島支部消防操法大会が１９日、鹿児島県奄美市名瀬の観光船バースであり、奄美群島１２市町村の消防団が２部門で訓練の成果を競った。ポンプ車の部で宇検村消防団が２大会連続、小型ポンプの部で徳之島町消防団が７大会ぶりの優勝を飾った。

　操法技術の向上や団員の士気高揚を目的に、会場を隔年持ち回りで実施している。前大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、４年ぶり。奄美市では２２年ぶりの開催で、今年は２部門に各団の選手ら約１２０人が出場した。

　ポンプ車の部では、消防ポンプからホースを延長して放水し、標的を倒して撤収するまでの時間、安全性、確実性などを４人一組で競った。

　宇検村消防団は８月２６日に県消防学校（日置市）で開催される県消防操法大会に出場する。