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北羽新報社

藤里町で3年ぶり「ブナの森マラソン」 白神山地の麓で健脚競う

号砲とともに、高低差に富む過酷なマラソンコースへと飛び出すランナーたち

 藤里町内の森林基幹道米代線(米代フォレストライン)を走る「第9回ブナの森マラソン」は19日行われ、県内外のランナー223人が緑深まる世界自然遺産白神山地の麓で健脚を競った。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなった大会で、ランナーたちは住民らの声援を受け、最大高低差250㍍の起伏が待ち受ける難コースを力強く駆け抜けた。

 同マラソン実行委員会(実行委員長・佐々木和繁副町長)の主催。参加対象を東北6県に限定し、マラソン(21㌔)の部、8・8㌔の部に合わせて251人(男性210人、女性41人)が申し込み、当日は223人(男性185人、女性38人)が出走した。
 コースは、マラソンの部が坊中橋を出発し、素波里園地で折り返し。8・8㌔の部は同園地から世界遺産センター藤里館を目指すコース。マラソンには174人(男性154人、女性20人)、8・8㌔には49人(男性31人、女性18人)が挑んだ。
 マラソンの部は全長のうち8割が坂道で、2・4㌔の上り坂、1・2㌔のトンネル、ダム湖脇を走るコースと変化に富み、標高差250㍍に及ぶトレイルラン並みの大きなアップダウンが特徴で、〝玄人好み〟と評されるのが最大のポイント。ランナーたちは途中8カ所に設置された給水所や、沿道で町民の声援を受けながら〝白神路〟をひた走った。
 ゴール直前では最後の力を振り絞ってゲートをくぐったり、仲間同士で仲良くゴールするなど思い思いにコースを走り抜けていたほか、中にはゲームやアニメキャラクターに扮(ふん)したランナーも。完走後には苦しさの中にも充実した表情を見せ、互いに健闘をたたえ合っていた。
 表彰は、マラソンの部が総合および各年代ごと、8・8㌔の部は男女別に1~5位まで表彰したほか、21㌔完走者の中から抽選で1人を「屋久島(鹿児島県)1周ウルトラECOマラニック」(5年1月開催予定)に招待。仮装賞、遠来賞、パフォーマンス賞なども用意して参加に応えた。
 マラソンの部で優勝した三宅陸斗さん(23)=仙台市、学生=は「白神山地を見てみたかったので、いい機会と思って参加した」と言い、初めて走ったコースの印象は「往路も復路も坂道がすごくて、自分を鍛える意味では良いコース」と手ごわかった様子。それでも「沿道の応援と、下り坂で体力を回復できたのが良かった」と話し、住民の〝後押し〟に感謝していた。
 また、前日イベントでランニングクリニックを行ったがんばれゆうすけ(猪瀬祐輔)さんもマラソンの部にゲストランナーとして参加し、「(大学駅伝が行われる)箱根に匹敵するきついコース」と振り返り、「坂道を上り切って素波里湖、粕毛川が見えたところがきれいで気持ち良かった」と話していた。
 会場では「ふじさとマーケット」が店開きし、フードカーや羊毛フェルトのハンドメード作品、先日復活した白神山地ワインなど地元の特産品を紹介しにぎわいを見せるとともに、東北各地から訪れた人たちを歓迎した。

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