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横山裕二さん会社設立 「いつか読者に野菜を」

 週刊少年サンデーで「十勝ひとりぼっち農園」を連載する漫画家、横山裕二さん(45)が、自身が住む音更町内に会社を設立した。社員やアルバイトを雇い、これまでの業務を続ける傍ら、「いつか読者の皆さんに農園の野菜を届けたい」と意気込んでいる。

 

会社を設立し「いつか読者の皆さんに野菜を届けたい」と語る横山さん

 横山さんは1977年、山口県出身。2006年に漫画家になった。17年に移住し「最高のカレーを作る」を目標に、土地を切り開いて野菜を育てる様子を描いた「十勝ひとりぼっち農園」がスタートした。

 コロナ禍が長引き「作った野菜をお世話になっている人たちに食べてもらう機会が少なかった」。そんな中で移住4年目を迎えた昨年9月ごろ、東京に住む漫画家ら30人から注文を受け、野菜を送る企画を行った。

 企画を進める中で「これってもう会社じゃん」と思いたち、つくってみたいという一心で会社設立を計画。新たなことを始めるのに良いとされる「一粒万倍日」の5月26日、株式会社「十勝ひとりぼっち農園」を設立した。

 同社ではこれまでと同様、漫画執筆や農園での作業を行う。横山さんが社長を務め、事務作業などを担当する社員として、以前横山さんの下でアシスタント経験があった女性を採用。アシスタントのアルバイトも1人雇っている。横山さんは会社経営について「やってみるとすごく面白い」と目を輝かせ、会社の体制を整えるため関係機関などを走り回っている。

 十勝での生活も今年で5年目を迎えた横山さん。現在は約2.5アールの畑で約20品目の野菜を育てている。1年目と比べ「ちゃんとした畑の土に近づいてきた」。昨年の企画で作った野菜にお金を払ってもらうことを経験し「形も味ももっと良いものを届けよう!と気合が入った」と横山さん。5年目も十勝の農園生活をコミカルに発信し続ける。

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