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無農薬ワイン 今年も完成 「赤」2種新登場 帯広・あいざわ農園

 あいざわ農園合同会社(帯広市以平町西9線21、相澤一郎代表)は、自社農園で無農薬栽培した2021年産ブドウを使って自家醸造したワインをこのほど完成させた。今年は新たに赤ワイン2種が加わり、ロゼワインなど5種を商品化。7月2日に本社内の相澤ワイナリーで販売会を開く。

ラベル貼りなどを終え、販売を待つ商品を見つめる相澤代表

 あいざわ農園は、一郎氏の父で市内で不動産業を営む龍也氏が、現在地などで約20年前から無農薬でブドウを栽培。15年からは一郎氏が中心に手掛け、19年に十勝管内では56年ぶりにワインの醸造免許を取得し、同所にワイナリーを整備した。ブドウ畑は大樹町内なども含め5.5ヘクタール。

 今年は醸造3年目。これまでのロゼワイン「龍之介」(750ミリリットル3630円)と「サチロゼ」(同3410円)、微発泡ワイン「A-danza Frizzante(アーダンツァ・フリッツアンテ)」(同3190円)に、今回、赤ワインの「きよまいトノト」(同3960円)と「sachirera(サチレラ)」(同5500円)が加わった。

 野生酵母で発酵し、無ろ過・無清澄でびん詰めしているのは共通だが、熟成法に違いがある。また、ロゼ2種とサチレラは山幸100%、微発泡は清舞51%に清見と山幸をブレンド、きよまいは清舞を使用した。

 販売会は午前10時~正午、計約3000本を数量限定で販売する。相澤代表は「原材料などの高騰で昨年より多少値上げしたが、無農薬ワインは手間や希少性を考えると価値がある」とPR。問い合わせは同農園(0155・63・7723)へ。

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