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台風接近 帯広初雪、一部下校繰り上げ

雪道を慎重に歩く、空港利用の修学旅行生(とかち帯広空港で)

 超大型の台風21号が接近した影響で、23日の十勝地方は広い範囲で雨や雪が降った。降り始めの22日午後5時から23日午前11時までの雨量が最も多かったのは広尾の54.5ミリ。ピークは23日昼すぎからで、帯広測候所は大雪による交通障害の他、23日夜の初めごろまで暴風に、24日明け方まで高波への警戒を呼び掛けている。一部学校は下校時間を繰り上げるなど市民生活に影響が出た。

 降雪は23日正午までに陸別2センチ、中札内村上札内と上士幌町ぬかびら源泉郷で1センチを記録。帯広は午前11時にみぞれとなり、初雪を観測した。帯広の初雪は平年より15日、昨年より1日早い。

 帯広測候所によると、23日の最大風速は陸上16メートル、海上28メートル、最大瞬間風速はそれぞれ30メートル、40メートルと予想している。23日午前4時56分に十勝中部と南部に暴風・波浪警報を発令し、注意を呼び掛けた。24日正午までの降雪は山沿いで最大30センチ、平野部で同15センチと見込んでいる。

 十勝教育局によると、JR運休の恐れがあるとし、池田高と幕別高、中札内高等養護学校幕別分校が1時間目終了後に生徒を下校させた。また、更別小や大樹高では下校時間を繰り上げる措置を取った。

 交通機関にも影響が出た。空の便は、22日午後8時10分帯広発羽田着の日本航空(JAL)576便と、23日午前7時40分羽田発帯広行きJAL573便が欠航した。十勝管内の道道は23日午前11時現在、豊似広尾線や直別共栄線など4路線5区間で通行止めとなっている。

 また、北海道は23日午前7時半に「北海道災害対策連絡本部」を、十勝総合振興局は「北海道災害対策十勝地方連絡本部」を設置し、情報収集などの対応に当たっている。

 帯広測候所によると、台風21号は、23日夜には北海道の南東海上に達し温帯低気圧に変わる見込み。

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