アヤミ・ハビルの羽化が活発化
羽化後、建物の壁に止まるアヤミ・ハビル=4日、児童交流センター
【与那国】世界最大のガ「アヤミ・ハビル」(ヨナグニサン)の羽化が活発化している。野山にいるハビルは夜になると集落はずれの公共施設から漏れる窓ガラスの明かりをめがけて群れで飛来し、施設のコンクリート壁にへばりつくなど異様な光景が見られる。 宇良部岳すそ野の「児童交流センター」では夜になると30羽前後のアヤミハビルが窓ガラスや白壁にとまり夜明けとともに一部が山へ戻っていく。 ハビルに詳しい町教育委員会の村松稔さんは「この時期はほとんどがオス。遅れて羽化したメスが動きだし交尾に至って次の世代に命をつなぐ」と話す。個体数は減っていないという。 のら猫やコノハズクなどの野鳥に襲われることもあるが翅(はね)が破損していてもしっかり飛んで山に戻ると言う。 施設の広場では、放されている子ヤギがハビルに鼻を近づけてはピョンピョン跳ねたりするほほ笑ましい光景も見られる。
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