宇部税務署、市役所新庁舎で業務開始【宇部】

市庁舎2階に移転した宇部税務署
宇部税務署(市村満署長)が30日から、市役所新庁舎2階で業務を始めた。市役所との合築は、全国でも平塚署(神奈川県)、武雄署(佐賀県)に次いで3例目となった。
新署の延べ床面積は930平方㍍で、鉄筋コンクリート2階建ての旧署とほぼ同じ。1課4部門で、38人が業務に当たる。28、29日に引っ越しを済ませた。
税務署が入る2階には、市民税課、収納課、資産税課など市の税務に係る部署を集約。税申告時にワンストップで対応できる形になり、利便性が大きく向上。旧署に比べ、受付窓口は広く明るくなった。
業務開始に当たり、市村署長が篠﨑圭二市長を訪問。篠﨑市長は「一つ屋根の下となり、市民に便利に使ってもらえるのが一番。今後もしっかり連携していきたい」と述べた。
市村署長は、2月の確定申告時期の混雑について危惧し「オンラインでの申告が進んでいるが、その時期には例年1日150~200人が来署される。来年はどのように人があふれるか想定できないので、早めに動線を考えていく。駐車場も含め連携をお願いしたい」と協力を求めた。
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