山陽小野田市主催「学校かるた出前教室」、高千帆中を皮切りに始まる

取り札に素早く手を伸ばす生徒(高千帆中で)
山陽小野田市主催の「学校かるた出前教室」が27日、高千帆中(山本時弘校長)を皮切りに始まった。今年度は過去最多となる14の小・中学校が開催を希望しており、順次開かれる。
市は、かつてクイーンを2人輩出するなど、かるたが盛んなまちとして知られ、その振興と子どもたちへの普及に力を入れている。同教室は2019年度から市内の小・中学校に希望を聞き、今年度は全11小学校と3中学校で実施する。
高千帆中では初めてで、2年生165人が競技かるたのルールを学んで試合を体験。かるた永世クイーン(第21~28期)の久保久美子さんと、山陽小野田かるた協会の松永進会長が講師を務めた。
生徒たちは和歌の決まりや、札を早く取るこつを教わった後、短時間で決着がつくように取り札4枚を並べて対戦。上の句が1、2文字読まれた時点で、取り札(下の句)が分かる「決まり字」をしっかり覚えて、真剣に勝負していた。
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