全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

諏訪大社御柱祭に17万4000人 前回の1割弱 長野県

 長野県諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センターは25日、諏訪大社式年造営御柱大祭の人出(推計値)を発表した。上社と下社の山出し、里曳きを合わせた9日間の人出は17万4000人だった。集計方法が異なるため単純に比較はできないが、新型コロナの影響もあって前回2016年(12日間)の186万人の9.4%にとどまった。

 トレーラー運搬を導入し、3日間の日程を1~2日間に短縮した山出しは、上社が9000人(前回52万1000人)、下社が7000人(46万8000人)。人力曳行を選択した里曳きは、上社が7万8000人(41万人)、下社は8万人(46万1000人)に持ち直した。

 人出のピークは上社、下社ともに里曳きの2日目で、上社は3万人、下社は3万500人に達している。

 氏子と観衆の内訳は、氏子が9万9500人(28万8000人)、観衆が7万4500人(157万2000人)だった。ガイドラインで観覧自粛を求めたことを受け、誘客宣伝活動を控えたこともあってか、観衆は前回の4.7%に減少している。

 氏子の人数は、山出しはトレーラー運搬の参加者数を積み上げた。里曳きは、上社が各柱の参加者数を、下社はリストバンド(曳行参加登録証)の配布数を踏まえ、当日の状況も加味して推計した。同センターは「ガイドラインが出され、諏訪の皆さんがルールにのっとってやった結果だと思う」とした。

 御柱祭由来でクラスターが発生したという報告はないという。観光連盟会長の金子ゆかり諏訪市長は「文化や歴史の継承、コミュニティーの結束を図る上で重要な役割を担っている御柱祭本来の姿がクローズアップされた。観光や経済面に効果があることが理想だが、より良い祭りの形を構築していく一つの節目になれば」と期待を寄せた。

関連記事

大川小へ155個の紙灯籠 鵡川高 生徒と教職員が祈り込め

 むかわ町の鵡川高校(志鎌正人校長)は、宮城県石巻市の一般社団法人Team大川未来を拓くネットワークが8月に実施する「おかえりプロジェクト」に協力するため、紙灯籠155個を製作した。東日本大震災で...

荘内日報社

若者の県外流出に歯止めを 高校生対象に地元企業見学ツアー 酒田市企画

 人口減少の一因である若者の県外流出に歯止めをかけようと、高校生を対象に酒田市が企画した企業見学ツアーが9日、市内一円で行われ、同市の酒田光陵高校(藤田雅彦校長)の普通・商業両科で学ぶ2年生計129人が...

観覧車以外の遊具の運転再開 おびひろ動物園

 おびひろ動物園(渡邊誠克園長)で11日、観覧車を除いた遊具の運行が再開した。午前中から親子連れが来園し、久しぶりに動く豆汽車やゴーカートの走行音が園内に響いた。  同園では、観覧車点検中に...

宇部日報社

児童が住民に英語指導 吉部小で特別プロジェクト【宇部】

 吉部小(河村正則校長)で10日、児童たちが先生となって教壇に立つ特別プロジェクトが行われた。5、6年生合わせて7人が、古里の魅力を伝えるための英語表現を地域住民9人に熱心に指導した。  全国...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク