玉川の水位情報をリアルタイムに知らせる画面

　大雨災害も懸念される梅雨を前に、宇部市は市民の避難行動などに役立ててもらおうと、市内４河川の水位情報をリアルタイムで伝えるシステムの運用を始めた。増水した河川の状況を自宅や職場にいながらスマートフォンやパソコンで、市のウェブサイトから確認できる。 　　 　対象河川は、過去に道路冠水や床下浸水被害があった西宇部地区の明神川、藤山地区の玉川、恩田地区の岬明神川と中川。水位変化が分かるグラフや水位表を掲載している他、合流部がある河川の玉川には監視カメラ１台を設置してライブ映像を配信している。 　　 　篠﨑圭二市長は「安全な時にシステムやハザードマップなどをもう一度確認してもらい、いざというときに速やかに避難活動に移れる準備をお願いしたい」と話した。