「スロウ」直営店27日に開店 帯広のソーゴー印刷
ソーゴー印刷(帯広市、高原淳社長)は27日、同社が発行する雑誌「ノーザンスタイルスタジオ・スロウ」で紹介してきた、管内外のこだわり商品などを集めた初の直営店「SLOW living(スロウリビング)」を、市内西16北1にオープンする。自社商品の開発・販売に加え、スタジオ機能を持たせ、ライブコマース(商品販売配信)などオンラインと融合したビジネスも推進していく。
横幅が十分にあり、ゆったりと座ることができる1人用サウナ
スロウは「北海道の足元の豊かさに光をあてる」などを編集理念に2004年、同社の出版レーベル・クナウマガジンが発行。これまでも発掘した生産者や作家などの商品を通販やイベントなどで発信してきた。
店内で取り扱う作家、生産者は約140軒(うち十勝は26軒)で委託販売方式。陶器など一点ものが多く、土日は全道のパンを週替わりで販売する。月替わりで企画展も開催。チーズやジャムなどもそろえる。
店舗の場所は本社東側、元機械会社跡の自社物件。鉄骨造り平屋で面積は約138平方メートル。今年に入り工事費約1500万円をかけ改装した。
店内には加工設備も併設し、第1弾の自社開発商品がスコーン。メモノートなどの紙雑貨も製作、今後はプライベートブランドも新設する計画。大型モニターを設置し、スタジオとしてリアル・オンラインそれぞれの事業拠点としていく。
27~29日は開店記念イベントとして、先着100人にミニスコーンや高原社長プロデュースの水出しコーヒーなどを贈呈する。スロウ編集部の猿渡亜美課長は「雑誌スロウの世界観を体現するリアルメディア。今後も取扱商品を増やしていく」としている。午前10時~午後6時、火・水曜定休。電話080・9614・8303。
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