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戦跡や慰霊碑巡る 学習成果発表向け 八商工観光コース

戦跡や慰霊碑を巡る八商工商業科観光コースの生徒ら=17日午後、南ぬ浜緑地公園内の伊舎堂用久中佐と隊員の顕彰碑

 八重山商工商業科観光コース2年生14人が17日、慰霊の日特設授業や観光コースづくりにつなげることを目的に㈲南ぬ島交通企画の「平和学習ツアー」に参加し、戦跡や慰霊碑を巡った。6月23日の「慰霊の日」に向け、事前学習を含めたツアーの成果をパワーポイントにまとめ全校生徒に発表する予定だ。

 一行は午前11時半から3時間かけ、ガイドの説明を受けながら伊舎堂用久中佐と隊員の顕彰碑、奉安殿、暁之塔、八重山戦争マラリア犠牲者慰霊之碑、バンナ展望台、唐人墓・石垣島事件慰霊碑を訪れた。

 参加者のうち豊里亮太さんは、バンナ公園内にある八重山戦争マラリア犠牲者慰霊之碑が印象に残った。戦争マラリアでは軍命でマラリア有病地に強制的に疎開させられ、人口3万1701人の約53%に当たる1万6884人が罹患、このうち約22%の3647人が命を落としている。

 豊里さんは「自分のおじーちゃんのお母さんがマラリアで亡くなっており、悲惨さが伝わってきた。ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見て悲惨や苦しみを知っておけば、これから生きていく中で僕たちの日常生活も変わってくると思う」と平和への思いを新たにしていた。

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