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陸羽西線 バス代行輸送開始 国道47号「高屋トンネル」工事に伴い

 JR東日本は国道47号「高屋トンネル(仮称)」の工事のため、約2年間運休となる陸羽西線の列車運転取り止めを受けて14日、新庄―酒田間のバス代行輸送を開始した。利用者や自治体関係者からは「廃線につながる動きではないと聞いているが、今後どうなるのか」など心配の声が聞かれた。

陸羽西線の列車運転取り止めを受け、バス代行輸送が始まった=14日午前7時ごろ、JR余目駅前

 高屋トンネルは、地域高規格道路・新庄酒田道路の一部となる「高屋道路」として整備される。国土交通省とJR東日本は今年2月、2024年度に開通予定の同トンネル建設について、交差する鉄道トンネルの補強などが必要として、24年度中までの陸羽西線の列車運行の取り止めを決定した。バス代行輸送は列車の運転取り止めに伴う措置で、上り10便、下り13便を運行している。

 バス代行輸送初日のこの日、JR余目駅前の代行バス乗り場には、午前7時から5―10分間隔で上下3本の「酒田行き」「代行バス」などのプレートを付けた民間会社の大型バスが到着し、地区住民ら複数人が乗車していた。利用者の一人で酒田市の高校に通う女子生徒は「バスだといつもより10分くらい早く家を出る必要がある。まだ体験していないが、冬場が心配」などと話していた。

 庄内町企画情報課企画調整係は「JR東日本側からは運休を機に廃線とすることはないと聞いているが、新庄方面と鉄道でつながっていることは観光面でも重要。再開した後、関係する自治体と協力して利用促進をPRしていきたい」とし、JR東日本仙台支社では「地元の心配の声は承知している。今回の代行バスの措置はあくまで工事を受けてのもの。バス代行についてご理解とご協力をお願いしたい」と話した。

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