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「みどりの日」新緑の藤里町高山を散策

新芽が鮮やかな木々の間を歩いて山頂を目指す登山者

 白神山地世界遺産センター藤里館活動協議会主催の自然観察会「第22回みどりの日の集い」は4日、藤里町で開かれた。時折雨が降り、強めの風が肌寒く感じる天気で山頂からの見晴らしにも恵まれなかったものの、参加者たちは「高山の新緑散策」をテーマに途中、峨瓏(がろう)大滝に立ち寄りながら高山(388㍍)に登り、山野草が咲き、広葉樹が芽吹き出す季節を楽しんだ。

 集いは「みどりの月間」(4月15日~5月14日)の一環で平成10年から毎年開催。今年は県内外から17人が参加し、秋田白神ガイド協会の斎藤栄作美会長、大森豊さん、鎌田考子さん、同センターの白鳥万里さんが高山など、白神の麓を案内した。
 ツアーは3班に分かれて同センターを出発。豊富な雪解け水を運ぶ藤琴川と、堤防沿いの落花盛んな桜並木の下を抜け、県指定天然記念物の「権現の大イチョウ」に立ち寄った後、峨瓏大滝を見学し、峨瓏渓谷を散策しながら高山の山頂を目指した。
 出発直後から時折雨が降り、吹き付ける風も寒い条件だったものの、麓から見上げる高山の山肌は萌黄(もえぎ)色のブナや赤みを帯びたカエデなど広葉樹の若葉がつくりだす「春紅葉」が始まっており、芽吹きの季節真っ盛りであることを知らせるよう。峨瓏渓谷では、クロサンショウウオの卵塊やオタマジャクシなど生き物たちの営みに触れたほか、ニリンソウやイワハタザオ、ルリソウなどかれんな花を咲かせた山野草に目を向け、またタラノメ、アイコ、ワサビといった「山の幸」も豊富にあることを知り、里山の春の自然が豊かで彩りにあふれていることを実感した。
 奈良県吉野から友人同士で参加した会社員の亀尾ゆいさん(36)と河嶋隼人さん(33)は、15年ほど前から世界遺産巡りをしているといい、今年は大型連休を利用して白神山地の麓を初めてトレッキング。「奈良はスギとヒノキが多いが、ブナで知られる白神はどんな山なのか興味があった」と話し、「尾根を境に植生が全く違ったりするところが新鮮だった」と、白神のベテランガイドからさまざまな説明を受けながら歩く道のりを楽しんでいた。
 曇天のため、見どころの一つだった山頂からの白神山地の見晴らしは堪能できなかったものの、参加者たちは「みどりの日」に合わせた山歩きを通じて自然に親しみ、人々の生活とのつながりや自然を守っていくことの大切さに理解を深めていた。

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